60セカンズで勝てないという被害相談が現在7件寄せられています。
既に販売が終了しているバイナリーオプションのツールですが、私の元には多くの被害相談が来ています。
廣瀬尚良のツールに興味がある人なら、なぜ60セカンズでは稼げないのか理由を知りたい方は多いでしょう。
そこで実際の相談内容を元に60セカンズがいかに嘘っぱちなツールなのかを徹底的に暴きます。
廣瀬尚良と60セカンズに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
60セカンズとは？
60セカンズは、バイナリーオプションの取引方法の1つである60セカンズに特化したサインツールです。
ツールで表示されるチャートはごちゃごちゃ感がなく、シンプルで見やすいことから人気が出ました。
エントリーの判断に必要となる情報がチャートの右下に数字として表示されており、6つの数字のうち色付きの数字を参考にエントリーを判断していきます。
トレンドの強さは水色の数字で表示され、トレンドが発生しない時や終了と判断された時は消灯する機能となっています。
そして、緑色の2つの数字でトレンドの方向を示しており、2つとも緑の時は上昇、赤になった時は下降を示します。
ツールが表示する情報を上手く活用すれば、トレンド相場でもレンジ相場でも稼げるようになるツールです。
60セカンズの稼ぎ方
60セカンズは、平均勝率78.1％を謳っています。
ツール内でトレンドの方向を表示してくれるので、表示される情報から適切に相場を判断できればトレンド相場でもレンジ相場でも稼ぐことが可能です。
負けっぱなしのトレーダーが3万円を1日で226,000円までに増やした実績があることも紹介されていました。
MT4に表示される3つの色付きの数字からエントリーのタイミングを知らせてくれるので、シンプルで扱いやすいことも売りにしています。
販売金額
60セカンズは2013年4月に発売され、価格は34,800円でした。
バイナリーオプションツールの平均価格は10～30万円が平均で、中には100万円や200万円を超えるものもあります。
そのようなツールと比べると、60セカンズは比較的にリーズナブルな価格と言えるでしょう。
現在は販売されておらず販売ページも削除されており、再販の情報も現時点ではありません。
販売者（会社）
60セカンズを販売しているのは、廣瀬尚良という人物です。
SNSやブログ、サイトなどの運用はしておらず、ツールの販売を行っていること以外は素性がはっきりしていません。
これまでに販売してきたツールには、追撃バイナリーやHigh Low Sniper、BINARIDEがあります。
いずれも勝率70～80％を謳っており、追撃バイナリーはインフォカートの投資部門で1位になったこともあるようです。
また、現在はノックアウトオプションに対応した、トレンドフォロー型ツールのT-LINEを販売しています。
投資用ツールだけではなく、過去には中古車ビジネス成功マニュアルも販売していたそうです。
なお、廣瀬尚良はあくまでもツールや商材の販売責任者であり、開発・作成やプロモーション自体は別の人が行っている可能性もあります。
60セカンズを実際に使った体験者の被害相談内容
私の元には、廣瀬尚良の60セカンズで稼げなかったという被害相談が多く寄せられています。
そこで、被害者の1人で、60セカンズを使って57万円もの損失を出してしまったIさんにインタビューしてみました。
左近寺
投資初心者左近寺投資初心者左近寺投資初心者左近寺投資初心者60セカンズは稼げない！体験者の証言を元に分析
廣瀬尚良の60セカンズは稼げないツールである可能性が高いです。
お話しを伺ったIさんや他の被害者の証言を元に、60セカンズが怪しい理由を分析してみました。
勝てる手法ではない可能性が高い
60セカンズが本当に検証されているのかどうかは、トレーダーが各自で試さないと分かりません。
多くの実践者から稼げないという報告を受けているので、私個人は稼げないツールだと判断しています。
まず60セカンズでは、どのようなロジックが使われているのかはっきりしていません。
トレンドの発生や傾向を色付きの数字で表示してくれる点は、見た感じすごいという印象を与えるでしょう。
しかし、何を根拠にサインを出しているのか、ロジックが明らかになっていないのでツールの優位性を裏付けられません。
販売ページには約4ヶ月分のトレード結果が掲載されていたようですが、Wordで簡易的に作られた表だったようです。
実際の取引結果画面ではないので、この点も説得力に欠けています。
謳い文句がそもそも現実的ではない
ロジックが明らかになっており、取引結果も説得力に欠けているとなると、広告の謳い文句も怪しいものです。
根拠のある取引結果がないので、平均勝率78.1%も適正な勝率ではない可能性があります。
Iさんも40％程と言っていたので、広告とは大きく異なります。
1日で3万円が22万円になったという実績も確信がなく、ツールを売るための誇大広告である可能性は十分に考えられるでしょう。
そもそも、60セカンズとは1分取引のことです。
60秒で判定結果が出るので他の取引方法と比べていつでも購入でき、勝率の高いポイントを狙って取引ができることから、利益の出しやすさが魅力です。
予想しやすい分ペイアウト率が低く、ある程度の勝率がないと総合的に赤字になる点がデメリットと言えます。
ペイアウト率1.7倍であれば最低でも60％以上の勝率でないと黒字にならないので、勝率40％のIさんは赤字になっておかしくなかったわけです。
勝ちやすいという理由で60セカンズを好む人は多いようですが、勝率を上げるためには値動きをしっかり分析し、ベストなタイミングでエントリーする力が求められます。
サインツールはあくまでもサポートであり、自分で判断してエントリーする力がないと60セカンズでは上手く稼げないでしょう。
ただし、廣瀬尚良のツールは信憑性に欠け、サインの精度は高くないのでサポート用としてもあまり期待はできません。
廣瀬尚良の口コミが良くない
バイナリーオプションツールを販売する廣瀬尚良の評判を調べてみました。
過去に数々のツール・商材を販売していますが、廣瀬尚良は以前から評判の良くない販売者として知られています。
では、実際にどのような評判があるのか、口コミをいくつかご紹介しまししょう。
前に3分バイナリーとかっての出してた人ですよ
私は前作を買って資金を半分以上失いました
廣瀬尚良は信用できません
引用元：暴露板
廣瀬尚良で検索したら悪い評判して出てこないですね
やはりこちらの掲示板のユーザーさんからの評判も悪いみたいですし
購入を見送ることにしました
引用元：暴露板
みなさん、購入は危険です。
私は販売ページに踊らされて購入してしまいました。
結果1ヶ月足らずで資金は枯渇し
現在は半ば投資からドロップアウト状態となっています。
返金にも応対してくれません。
引用元：暴露板
バイナリーオプションど素人なのですが…。
公式ページの謳い文句を信じ込んで購入してしまいました…。
今のところ3日間ほどトレードしましたけど、勝てたのは1回だけです。
34,800円の分割払いも残っているし、資産は減って行くいっぽうですし本当に泣きたいくらいです…。
引用元：暴露板
廣瀬尚良のツールに関する口コミは、どれを見ても広告通りの勝率を出せてない人の証言がたくさん投稿されています。
口コミの内容から粗悪なツールを販売する人物で、危険視されていることが分かりました。
事前に評判を確認し、購入の考えをやめた人も多いようです。
金額に見合うサポートができていない
廣瀬尚良のツールは、一応サポートに対応しているそうです。
しかし、金額に見合ったサポートにはあまり期待できないので注意してください。
サポートや返金に関する口コミに、以下の内容がありました。
サポートへ問い合わせてもほぼ連絡がないため困り果てています…。
返金も無理だと諦めています。
引用元：暴露板
アイバンクが二月から使用できない状況において、販売者がそれを知らずに販売していた最悪の商材です！
ファイルも開かず
サポートメールに質問しても返信は3回に1度あるかないか
返金にも応じません！
引用元：暴露板
質問メールを送ってもほとんど返事がないので、手厚いサポートに期待できないことが口コミから分かります。
Iさんも運用が上手くいかず、1度サポートを受けようとメールを出しましたが、返事はなかったそうです。
サポートへの返事もなければ、当然ですがツールの返金にも対応していません。
廣瀬尚良は販売責任者という立場であり、投資家ではない可能性があります。
そのため、ツールのサポートを受けようと思っても専門的なサポートができないのかもしれません。
また、サポートに対応している相手は廣瀬尚良以外の人物である可能性も考えられるでしょう。
60セカンズは購入するべきではない
今回は廣瀬尚良の60セカンズについてご紹介しました。
平均勝率78％、1日で22万円の稼ぎも望めると謳っているツールですが、その実力をはっきり示す証拠がありません。
私の元にも被害相談が来ていますが、ネット上の口コミでもツールと廣瀬尚良の評判はあまり良くない内容ばかりでした。
1ヶ月で資金を枯渇させてしまった話もあるので、ツールの精度は非常に低いと言えるでしょう。
また、サポートも十分に受けられず、返金の対応もないので迂闊に商品を買うのは避けた方が良いです。
60セカンズは既に販売が終わっていますが、廣瀬尚良は現在も別の投資ツールの販売を継続しています。
これからも精度や信憑性に不安のある商品を販売していく可能性が高いので、ツール購入を考えている人は注意しましょう。
