現在、トレーダーズシェフに入ったのに勝てなかったという被害相談が4件寄せられています。
トレーダーズシェフは現時点で既に運営がストップしているものの、対応の不誠実さが際立ち不信感を覚えた方も多いと思います。
そこで今回は実際の相談内容を元に、トレーダーズシェフがいかに信用できないコミュニティなのかを徹底的に暴きます。
トレーダーズシェフに入会し、74万円も損した方の証言も元に分析したので、今後別のコミュニティで騙されないためにもぜひ参考にしてみてください。
トレーダーズシェフとは?
トレーダーズシェフとは、室岡篤という人物が立ち上げたコミュニティです。
コミュニティ内には3つのコースが存在し、それぞれ「1つ星」「2つ星」「3つ星」と呼ばれています。
コミュニティに入会すると会員専用のサイトへアクセスできるようになります。
サイトでは、ライブ配信の視聴や過去のライブ配信動画の視聴、PTCシステムの利用、添削、交流掲示板の利用などが行えるようです。
ただし、コースによって使用範囲が若干異なります。
例えば2つ星・3つ星であればそれぞれ交流掲示板が設けられており、3つ星の人は2つ星の掲示板も利用できるようになっています。
しかし、1つ星だと交流掲示板がないため他のコミュニティ参加者とやり取りができない状態です。
これではせっかく他の投資家とコミュニケーションを図りたくても難しくなってしまいます。
また、添削サービスについても1つ星だと一人ひとりに対して添削解説をするのではなく、まとめた中で全体的に添削尾行い、動画をアップする方法が採用されていました。
動画公開の頻度も2ヶ月に1回程度だったため、1つ星だと添削はないに等しいサービスと言えるでしょう。
トレーダーズシェフの稼ぎ方
トレーダーズシェフでは会員がPTCシステムというインジケーターを使えるようになっています。
これは室岡篤も実際に使っているオリジナルのツールとして紹介され、特定の条件下で発生する通知を元に、状況を見つつエントリーするかどうかを決定します。
室岡篤は元々ニートトレーダーユウのトレードチームに参加していましたが、ツールに関しては特にニートトレーダーユウの手法は踏襲していなかったようです。
トレーダーズシェフはPTCシステムを使い、ライブで通知からエントリーするかしないかの判断基準を学び、稼げるようになっていくという方法が取られていました。
入会金
トレーダーズシェフの気になる入会金ですが、残念ながら入会金に関する情報を得られませんでした。
3つのコースに分かれているため、全て無料というのは考えにくいです。
特に2つ星以上はサービス内容も充実してくるため、それなりに高額な入会金が設定されていた可能性があります。
運営者
先ほどもご紹介したように、トレーダーズシェフの運営者は室岡篤です。
室岡篤は2018年2月時点で最高月収1億円、平均月収5,000万円も稼いでいるプロトレーダーです。
元々は料理人でしたが、料理は好きだったものの働いてもお金がなかなか稼げなかったため、仕事を辞め、ニートトレーダーユウと出会いプロトレーダーへ転身しました。
その後、2018年3月21日のライブ配信中にコミュニティ作成を発表し、4月頃から運営をスタートさせています。
トレーダーズシェフを実際に使った体験者の被害相談内容
トレーダーズシェフの内情はどのようなものだったのでしょうか?
続いては、実際にトレーダーズシェフに入会したOさんからお話を伺っていきます。
Oさんはニートトレーダーユウの動画を視聴しており、その関連動画として室岡篤のトレード動画を見つけています。
その中にはFacebookライブで発表していた内容も投稿されており、これがきっかけでトレーダーズシェフを知ったそうです。
トレーダーズシェフに関する情報はブログの中でも詳しく紹介されていないため、このライブを視聴して入会した人はOさん以外にもたくさんいたのではないかと考えられます。
トレーダーズシェフは稼げない!体験者の証言を元に分析
室岡篤が立ち上げたトレーダーズシェフに入会した人の中には稼げなかったという人もいました。
では、なぜコミュニティへ入会しているにも関わらず成果が出なかったのでしょうか?
体験者の証言にも基づきながら分析していきます。
勝てる手法ではない可能性が高い
トレーダーズシェフには独自に開発されたPTCツールや、室岡篤が実際に取り入れている手法について解説されている部分も多いのですが、この手法に関して単に「室岡篤が現在行っている手法」というだけで、明確な実績が残されているというものではありません。
例えばバックテストが半年~1年以上あり、その結果を見てきちんと勝てていることが分かるものだった時、初めて信頼できる手法であると言えるでしょう。
また、Oさんのようにできるだけ忠実にやり方を再現しながら実践したにも関わらず稼げないということは、再現性が低く稼ぎにくい手法であったと判断できます。
そもそも、手法などは教えてもらえるものの、中にはロジックが公開されていないものもあります。
ロジックが公開されていないことで、実践者はなぜこうなるのか分からないままツールを使い続けることになるのです。
特にPTCツールはエントリーのタイミングを通知してくれるものの、エントリーするかしないかは自分自身で判断しなくてはなりません。
それなのにロジックが全て公開されないのは、実践者もかなり運用しづらかったのではないかと考えられます。
室岡篤やプロデュースしたニートトレーダーユウの口コミが良くない
室岡篤に対する口コミは少ないものの、いくつか発見することができました。
室岡のトレーダーズシェフは途中で止まったままです。途中からユウが勝手に講師をやりだしました。ユウの言うには室岡が病気だからという理由。室岡の会社とは何も関係のないユウがしゃしゃり出て室岡の師匠だから良いだろうぐらいの感じでした。講師を変わるという連絡も室岡の病気の事も、サポート側からは一切ありませんでした。また、月一で開催されるはずの、東京でのセミナーは一度も行われていません。室岡に会えると思っていた人達は完全に肩すかしでした。室岡はライブ講議では居眠りをしだす始末、起きても謝りもしない。
引用元:【集団訴訟に向けて】
昨年の5月くらいから募集していたユウの弟子って言われてる室岡の案件も対象になりますか?途中から室岡が病気といって、実質ユウが指揮していましたが。
引用元:【集団訴訟に向けて】
口コミを見てみると、トレーダーズシェフは途中から室岡篤ではなくニートトレーダーユウが担当していたようです。
室岡が病気になったことを理由に交代しています。
しかし、これはあくまでもニートトレーダーユウが直接講義の中で突然公開した情報であり、運営から正式な発表などはありませんでした。
Oさんもこの時はまだ入会しており、詳しい真相などは分からなかったそうです。
本当に病気になったのかどうかは分かりませんが、あくまでも室岡篤を支持して加入したのに、突然別の人が講師をするようになったのであればコミュニティに参加する意味もなくなってしまうでしょう。
また、途中でトレーダーズシェフの講師を務めるようになりましたが、結局運営は途中でストップしています。
交代したのであればある程度責任を持って続けるべきではないでしょうか?
他にも室岡篤に大きな影響をもたらし、トレーダーズシェフでも代わりに講師を務めたニートトレーダーユウの評判もあまり良いものではありません。
ニートトレーダーユウって天内祐紀って名前なんですか?検索したら解体屋みたいなアニキが出てきました。自動売買XY買ったけど勝率5割切ってマイナスです。誰か助けて
速報\(^^)/ニートトレーダーユウのソフトで入金した100万全損しますた\(^^)/アコム行ってきます\(^^)/
ユウってやっぱり自演なのかな?教科書に書いてあるような事いってるから大きく間違ってはいないんだろうけど そこらへんの無料のブログにも書いてあるのに「無料でここまで教えてくれるのはユウさんだけ!」ってコメントであふれてて凄い違和感を感じる 批判コメントも全部消してるよね?
引用元:5ch
こちらは室岡篤に比べて非常に多くの口コミが見つかりましたが、「ツールを買っても勝てなかった」「自演コメが多い」など、あまり良くない口コミが目立ちます。
コミュニティの運営はかなりいい加減だった
上記の口コミでもご紹介しましたが、室岡篤がライブ講義の最中に居眠りした点も気になる部分です。
居眠りしてしまうのは仕方ありませんし、もし病気が本当でその影響から居眠りをしてしまったのであれば、まだ納得できるでしょう。
しかし、起こされた後も謝らずそのまま講義を進めていったそうなので、不信感を抱いた方も多かったことでしょう。
さらに、Oさんによるとライブ配信のページへ入室するためにはパスワードが必要となるのですが、パスワードは毎回異なっており送られてくるのは始まる直前だったり、時には完全に時間が過ぎてから送られたりすることもあったそうです。
こうした背景を見ると、そもそもコミュニティの運営はかなりいい加減なものだったのではないかと考えられます。
トレーダーズシェフは入会するべきではない
今回はトレーダーズシェフについての解説や分析、実際に入会したOさんの証言などをご紹介してきました。
トレーダーズシェフは既に運営がストップしているコミュニティであるため、入会することもできません。
しかし、もし今後復活したとしても入会するべきではないと言えます。
運営者である室岡篤の実績なども不明ですし、コミュニティでのライブ配信は実際にエントリーする場面もほとんどなく、実際には質問コメントに回答していく配信だったようです。
運営自体もいい加減な部分が多かったため、万が一復活しても入会しないように気を付けましょう。