Auto-Line-Traderで勝てないという被害相談が現在4件寄せられています。
こちらは谷あきらが提供する自動でライントレードをしてくれるツールですが、使ってみて後悔している方は少なからずいるようです。
自動売買ツールに興味がある方であれば、
- Auto-Line-Traderとはどんなツールなのか
- Auto-Line-Traderは稼げないのか真実が知りたい
- 開発者やツールの実際の評判はどうなのか
といった疑問を持つことでしょう。
そこで実際の相談内容や口コミ評判などを元に、Auto-Line-Traderがいかに嘘っぱちなツールなのかを徹底的に暴いていきます。
Auto-Line-Traderとは?
Auto-Line-Traderは、バイナリーオプションの自動売買ツールです。
使えるのはパソコンのみで、推奨OSはWindows10であるためMacでは使えません。
さらにMT4専門のツールであるため、MT5では正常に動作しないので注意しましょう。
対応している取引口座はハイローオーストラリアのみとなっています。
Auto-Line-Traderの大きな特徴は、ライントレードの自動化です。
パソコンとツールを立ち上げた状態であれば、ずっとライントレードを続けることが可能です。
トレード禁止時間帯や1日の最大エントリー金額、約定拒否が起きた時にリトライ回数を設定でき、他にもシステム内に取引履歴を残せる機能が備わっています。
ハイローオーストラリアのデモ口座でも使えるので、フォワードテストにも活用することも可能です。
取引可能な通貨は次の17通貨ペアとGOLDとなっています。
- AUD/JPY
- AUD/NZD
- AUD/USD
- CAD/JPY
- CHF/JPY
- EUR/AUD
- EUR/GBP
- EUR/JPY
- EUR/USD
- GBP/AUD
- GBP/JPY
- GBP/USD
- NZD/JPY
- NZD/USD
- USD/CAD
- USD/CHF
- USD/JPY
また、オプションの種類はHighLow以外にHighLowスプレッドやTurbo、Turboスプレッドにも対応しています。
Auto-Line-Traderの稼ぎ方
Auto-Line-Traderでは、ライントレードにより稼ぐことが可能です。
ライントレードとは、チャート上にラインを引いて、ローソク足がラインに触れた時の反発を狙ってエントリーする手法です。
テクニカル分析では基本的な手法で、多くのプロトレーダーが使用しています。
本来であれば、自分の手でエントリーしなければなりませんが、Auto-Line-Traderは自分で引いた水平線にローソク足がタッチすると、自動的にオプションを選び、金額を入力してエントリーする仕組みとなっています。
そのため、仕事や就寝中などトレードができない時間帯でも、自動売買システムによりトレードをすることが可能です。
Auto-Line-Traderを使ってライントレードを自動化するためには、MT4にインストールし、購入金額や口座ID・パスワード、オプションなどの設定が必要です。
購入金額は複利でも設定でき、さらに1日の最大金額を指定することも可能です。
バイナリーオプションは不利になる時間帯もあるので、トレード禁止時間を設定する機能もあります。
その他にスプレッドが発生した時はエントリーを避ける機能も搭載しており、過剰なトレードや損失のリスクを抑える工夫がされています。
水平線は何本も引くことができ、ラインの下に表示されるTouchを1回クリックするとHigh、2回クリックするとLowに切り替わり、エントリーを指定できます。
Touch表示のままでは、水平線にタッチしてもエントリーされることはありません。
自動エントリーが行われるとエントリーした場所に矢印と時刻が記録されるので、いつエントリーしたのか簡単に分かります。
販売金額
Auto-Line-Traderは谷あきらのブログにある商品ページから購入可能です。
本来の価格は29,800円ですが、19,800円まで値下げして販売されています。
バイナリーオプションのツールの相場は10~30万円で、中には100万円以上で販売する人もいます。
それに比べてAuto-Line-Traderはリーズナブルなので、試しに購入する方が多いのでしょう。
販売者
ツールの開発者であり谷あきらは、バイナリーオプションの自動売買ツールやインジケーターを複数販売しています。
代表的なツールにはHighLowMove、Zeruch、TMインジケーターなどがあります。
谷あきれはバックテストを重視しており、ツールにバックテストの結果を採用していることを強みとしています。
ツールの販売以外の活動は、ブログとYouTubeで検証結果を中心にバイナリーオプションに関する情報発信です。
LINE上でも友達登録しているトレーダーに情報発信をしています。
谷あきら自身は基本的に裁量トレード・ライントレードをメインにしています。
また、過去にマーチンゲール法で大失敗している経験から、マーチンゲールは使わないスタイルです。
元々は一般企業でシステムエンジニアをしていましたが、現在は脱サラして起業し、経営者でもあるようです。
Auto-Line-Traderを実際に使った体験者の被害相談内容
ライントレードを自動化できることから、Auto-Line-Traderに魅力を感じる方もいるでしょう。
ただ、購入者の中には期待以上に稼げなかったと報告している方もいます。
今回はAuto-Line-Traderを使い55万円もの損失を出したAさんにインタビューしてみました。
Auto-Line-Traderは稼げない!体験者の証言を元に分析
ライントレードを自動化できるメリットを持つAuto-Line-Traderは、なぜ稼げないのでしょうか?
Aさんや他の相談者の証言、口コミ評判を元に、Auto-Line-Traderが稼げない理由を分析してみました。
初心者は使いこなせない可能性が高い
Auto-Line-Traderが本当に稼げるツールであるかどうかは、トレーダー自身が試してみないと分かりません。
このツールは自分で水平線を引き、エントリー自体は自動にやってもらえる仕組みとなっています。
そのため、ラインの引き方を知ることはもちろん、どのラインが強く意識されているかといった本質を理解する必要があります。
まだバイナリーオプションを始めたばかりの人はラインを引くコツを分かっておらず、それが失敗につながっていることが多いです。
水平線はレンジ相場に適しており、基本的には高値か安値に合わせて引く、もしくは複数回反発している部分に引く必要があります。
しかし、どこにラインを引くのかは、引く人の判断に委ねられます。
初心者の多くは意識されるポイントが分からず、なかなかラインが引けない人も多いです。
Aさんのように正確性にこだわるばかり、ずれたポイントに引いてしまう失敗ケースもあります。
ライントレードの本質は、あくまでもエントリー戦略を立てる手段であることです。
初心者は始めから意識されるポイントに引く必要はなく、高値・安値に引いて戦略を立てることが大事と言えます。
ラインを引けるようになるためには練習が必要なので、ほとんど経験のない初心者ではAuto-Line-Traderを使いこなせない可能性があります。
ライントレードでは、騙しもあることを理解しなければなりません。
ラインをタッチしても決済にタイムラグが発生するので、反発しなかったり、反発に遅れが生じたりすることもあるのです。
自動売買だとタッチした時に自動的にエントリーするため、騙しを回避できず損失していることもあります。
細かく設定はできるとは言え、裁量ほどの精度にならない可能性があることを理解しておかなければなりません。
自動売買で口座が凍結することも
Auto-Line-Traderを使う上で注意したいことは、ハイローオーストラリアの口座凍結です。
ハイローオーストラリアでは、自動売買ツールでの運用は原則禁止しています。
業者は顧客の取引履歴を確認できるので、自動売買ツールを使用している可能性があれば口座と凍結し、取引を制限するでしょう。
最悪、取引も入出金もできなくなり、口座内の資金が没収される可能性もあります。
自動売買ツールを使っている人は全員エントリーの動きが似る傾向があります。
そのため、不自然な動きから自動売買ツールを使っているユーザーが1人特定されただけでも、芋づる式で発覚することもあるのです。
Auto-Line-Traderを使ったからと必ずしも凍結の対象になるとは言えませんが、自動売買ツールの使用にはリスクがあることを理解しておきましょう。
谷あきらの口コミが良くない
他のトレーダーから見て谷あきらの評判はどうなのか調べてみました。
匿名掲示板などでは本人やツールに関する口コミがいくつか投稿されており、その内容は悪いものがほとんどでした。
谷あきら氏のフォワード結果はMT4上の結果を案内しているのかと考えます。
確かにMT4上では負けないんですよね。。。では何故実際のハイローオーストラリアでは負けてしまうのか。
引用元:Bitcoin 裁定取引と自動取引 abitra.netのブログ
タニアキラって信用ある?
動画はスゲーわかりやすくて勉強にはなるけど。インジは買おうとは思わないけど。
引用元:5ちゃんねる
購入者だがTMインジケーターはオススメしない。
・サイン出ても約定拒否されてエントリーできない
・同時に複数通貨にサインがでても、実際には1通貨しかエントリーできない
(フォワード結果にはすべて含まれるから、複数通貨勝ったとすると実際より勝率高く出る)
・バックテストもフォワードテストもスプレッド0.2pipsでExcel上で勝敗つけてるみたいだが、 実際はそれ以上スプレッド開いて負け判定
引用元:5ちゃんねる
インチキツール紹介動画にはコメント不可になっている徹底ぶりww
引用元:5ちゃんねる
谷あきらのインジケーターを検証した人は、フォワードテストの結果がMT4で勝っていても、ハイローオーストラリアでは負けると証言していました。
その結果から、公式のデータはMT4上のものではないかと疑われています。
また、TMインジケーターはおすすめできないと、具体的な理由を述べた投稿もありました。
他にもツールの紹介動画に限りコメント制限を設けていることから、ますますツールに対して怪しい印象を持たれています。
Auto-Line-Traderは購入するべきではない
今回は谷あきらのAuto-Line-Traderをご紹介しました。
普段からライントレードをしている人であれば、Auto-Line-Traderは魅力的な自動売買ツールだと言えるでしょう。
ただし、経験の少ない人は意識させるポイントが分からず、上手くラインが引けず、思い通りの運用になっていない可能性があります。
ライントレードをしっかり理解できていない初心者には使いこなせない可能性が高いです。
また、自動売買ツールは発覚すると口座凍結の恐れがあるので、できるだけ使用は避けた方が良いツールと判断します。