今回は、フィンテックインベスターズの山口が提供する「Limit Break System 改」を購入し、投資資金が-145万円になった方の体験談をご紹介していきます。バイナリーオプションはレートが上がるか下がるかを予測し取引を開始するもので、仕組みが比較的シンプルな方法です。
しかし、負けたら投資した金額がすべて没収されてしまったり、為替市場が相手になるため突然急騰・急落したりすることも十分に考えられます。
こうしたリスクを極力抑えようと、サインツールを購入して取り入れようとする方も多いですが、中にはそれを狙って悪質なツールを売り、稼いでいる詐欺師のような人たちもいるのです。
どういった経緯で-145万円の大損をしてしまったのか、これから「Limit Break System 改」を購入しようか考えていた方は、ぜひ参考にしてみてください。
・高額な投資商品は本当に勝てる?
・本当に勝てる投資ツールの見分け方
・投資で勝つための本質的な情報
・誰にも打ち明けられなかった投資の悩み
などなど、LINEにて無料相談を受け付けています!
フィンテックインベスターズの「Limit Break System 改」で-145万円になった話
フィンテックインベスターズは山口という人物が運営するコンテンツ名です。
主にYouTubeでバイナリー関連の動画を公開したり、ブログ記事をアップしたりしています。
今回インタビューに応じてくださったFさんも、YouTubeでフィンテックインベスターズを知り、サインツールを購入したそうです。
現在YouTubeチャンネルの登録者数は2020年12月4日現在で1.59万人であり、それほど視聴する人が多いチャンネルというわけではありません。
しかし動画の中には2万回以上再生されている動画もあり、バイナリーオプションやフィンテックインベスターズ自体に興味を持っている方は多いということが分かりました。
そしてFさんはフィンテックインベスターズを信用し、ツールを購入した結果145万円もの大金を失っています。
どのようにしてFさんは資金をマイナスにしてしまったのか、インタビューで尋ねてきました。
信用していたのに…投資資産が-145万円に
Fさんは動画を見始めて、最初こそ「本当にこんな利益を出せるのか?」と疑問に思っていたそうですが、徐々に信じてしまい、公式LINE@に登録してしまいます。
LINE@に登録すると、限定動画や収入源を増やすためのマニュアル、ハイローオーストラリアの口座開設に関するお知らせが来たそうです。
マニュアルはバイナリーに関する基礎的な部分であり、バイナリー初心者向けに作られたものだと考えられます。
「Limit Break System 改」を購入し早速運用を開始したFさんは、最初こそ勝てていたものの徐々に負けが続くようになり、結果的に「Limit Break System 改」の購入代金も含め145万円の損失を出してしまったそうです。
結局その後何度かフィンテックインベスターズに問い合わせてみたものの返信は来ませんでした。
フィンテックインベスターズの「Limit Break System 改」はどのようなツールだったのか?
そもそもフィンテックインベスターズが提供している「Limit Break System 改」とは、どのようなサインツールなのでしょう?
「Limit Break System 改」を販売するページが見つかったため、ツールについて調べてみることにしました。
「Limit Break System 改」はマーチンゲール法を使用しなくても勝てるよう、単発勝率を突き詰めるというテーマで開発されたツールです。
山口自身は「Limit Break System 改」を使用し、毎月500万円以上稼げていると広告の中で謳っています。
ハイローオーストラリアにある通貨ペアはすべて対応しており、レンジ相場内で逆張りするという至ってシンプルなやり方です。
5分足チャートでの表示となり、エントリーチャンスは多くて5分に1回は来るとホームページにも書かれています。
実績も掲載されていましたが平均的な勝率も高く、本物のサインツールであれば多くの人が求めてしまうかもしれません。
ただし、バックテストの結果が公開される場合は短期間よりも長期間の方が信頼できますが、「Limit Break System 改」のバックテストは数日間しか公開されていなかったため、信頼度は低いと言えるでしょう。
ちなみに、「Limit Break System 改」は数量限定で発売されていますが、あとどれくらいで販売が終了してしまうのか分かりませんし、未だに販売ページが残されているということは、それほど購入者も現れていないようです。
フィンテックインベスターズは集団訴訟されていた?!
Fさんは145万円を失い、ようやくフィンテックインベスターズに騙されたのではないかと思い始めます。そこで、フィンテックインベスターズに対して訴訟していないか調べてみたそうです。
しかし、現在のところ「Limit Break System 改」についての口コミなどは見つかるものの、実際に訴えている人はいなかったようです。
ただ、Fさんが調べている中で別の集団がフィンテックインベスターズへの訴訟を計画していることが分かりました。
それが、YouTuberが行った仮想通貨の不当搾取詐欺に対する集団訴訟です。この訴訟は、仮想通貨「Shivom」がYouTuberによって縁故販売され、問題になりました。
この時のShivomは1ETHあたり2,000枚です。約1ヶ月後、Shivomの公式サイトでは1ETHあたり7,000枚を購入できることが分かり、購入者はすぐにYouTuberへ問い合わせました。
すると、実際には公式サイトで購入することができないと回答されたのです。
しかし、Shivomの公式サイトから普通に購入できたとの声が多数挙がり、販売する際の説明の中で虚偽があったことが明らかとなったのです。
実際に被害者がShivomの運営に問い合わせてみたところ、詐欺師による犯行だと回答されました。
これを受けて被害者たちはそれぞれ購入したYouTuberへ返金を求め、何人かのYouTuberは実際に返金対応に応じていたものの、途中で全員返金拒否するようになり、現在に至ります。
集団訴訟プラットフォームのenjinでは、Shivomの不当搾取詐欺に遭った被害者185人がプロジェクトに参加し、集団訴訟に向けて動いています。
該当するYouTuberは多く、その中の1人にフィンテックインベスターズがありました。
バイナリーに留まらず、仮想通貨でもこのように集団訴訟の対象となっていることから、初めから信頼に値しない人物だったことが分かります。
Fさんもこの事実を知り、なぜ自分が「Limit Break System 改」を購入してしまったのかとさらに後悔したそうです。
「Limit Break System 改」に対する口コミ・評判はほとんど見つからない?
フィンテックインベスターズは集団訴訟の対象になっていることから、フィンテックインベスターズに対する口コミはいくつか見つかりました。
フィンテックインベスターズっていうゴミYouTuberいるみたいじゃん!
バックテストも見せれないくせにツール売ってるみたいやん。バックテスト見せれないじゃなくて、とってねーからだろ?
フォロワーから相談きたわ
こーゆーゴミは集団で消すのが一番
引用元:https://twitter.com/p0N5H5wWQ3ClrWm/status/1184816227799027712?s=20
おぃ フィンテックインベスターズの山口 何であんたからの購入だけ1ETHに対しエンドールが1000枚なんだよ 通常の半分以下じゃねえか 説明しろ!!!
引用元:https://twitter.com/yota4511/status/1005023249799888898?s=20
しかし、「Limit Break System 改」に関する口コミ・評判はほとんど見つかりません。あまりにも口コミ・評判が見つからないため、やはりほとんど売れていない可能性が高いです。
・高額な投資商品は本当に勝てる?
・本当に勝てる投資ツールの見分け方
・投資で勝つための本質的な情報
・誰にも打ち明けられなかった投資の悩み
などなど、LINEにて無料相談を受け付けています!
フィンテックインベスターズ・山口とはどんな人物?
フィンテックインベスターズ・山口の素性はほとんど明かされていませんが、「Limit Break System 改」の購入ページに山口の過去に関する記述がなされていました。
山口は以前、「危険・汚い・臭い」の3Kが揃う職場で働いていたそうです。
朝6時には工場へ出勤し、毎日残業をこなし5年間以上もそこで働いていたといいます。
投資を開始したのは21歳の頃で、それから8年間は多くの投資金を株式やFX、仮想通貨、不動産などに費やしてきました。
その中でも特に即金性が高かったバイナリーオプションに魅力を感じ、さらにこれまでの投資経験で積み重ねてきた相場を読む力と裁量をシステムに注ぎ込んで出来上がったのが、「Limit Break System 改」と言われています。
この話が本当かどうかは定かではありませんが、もし本当であればハイリスク・ハイリターンで相場が読みにくいバイナリーオプションに手を出すのか、甚だ疑問です。
素顔は謎に包まれている
フィンテックインベスターズ・山口の素顔はYouTubeやブログなどで一切公開されておらず、素顔は謎に包まれています。
投資系YouTuberには顔の一部を隠している人や普通に顔出ししている人は多いです。素顔を隠しているということは、逃げ道を確保しているようにも捉えられます。
こうした面からも、フィンテックインベスターズが信用に値しないことも分かるでしょう。
「Limit Break System 改」以外にも販売しているツールがあった
調べていく中で、フィンテックインベスターズは「Limit Break System 改」以外にも販売している、もしくは販売していたサインツールが見つかりました。
どのようなサインツールなのか簡単にご紹介していきます。
・ULTIMA WEAPON SYSTEM(アルテマウエポンシステム)
Limit Break System 改が5分足なのに対し、ULTIMA WEAPON SYSTEMは1分足でサインが発生するシステムのようです。
Limit Break System 改に似た販売ページは見つかりましたが、実際にツールを購入することは不可能なようです。
・弐代虎徹
弐代虎徹は、初代虎徹というサインツールのアップデート版で、初代虎徹を購入している人は無料でアップデート可能のツールです。
ロジックは18種類搭載されており、平均勝率は65%、5分足と1時間足の両方に対応しています。
Limit Break System 改に比べるとバックテストは数年間取られており、そちらよりは信頼度的にマシなツールかもしれません。
フィンテックインベスターズと「Limit Break System 改」は信用しない方がいい
今回は、フィンテックインベスターズと「Limit Break System 改」を実際に購入したFさんの体験談をご紹介してきました。
フィンテックインベスターズ・山口は素性をほとんど明かしていませんし、信頼度は非常に低いです。
しかも、現在は仮想通貨における問題で集団訴訟の対象にもなっています。
「Limit Break System 改」に関しても、Fさんの体験を聞く限り特別稼げるサインツールというわけではなさそうです。
そのため、フィンテックインベスターズは信用せず、「Limit Break System 改」を購入するのも止めた方が良いでしょう。